小学1年生でバスケットボールを始める。中学では3年次に全国大会で優勝。2年次と3年次にはそれぞれ15歳以下、16歳以下の日本代表に選抜される。高校はモントロス・クリスチャン高校に進学。富樫は1年次からロスター入りし、2010年の同校全米ランキング2位ランクインに貢献した。 2011年には日本代表候補に選出され同年8月のウィリアム・ジョーンズ・カップには若手選手を主体に構成された日本代表チームの一員として出場。また同年6月にはNBAなどが主催するイベントBasketball Without Bordersに参加し、アジア地域における同年代のトップ選手が集まった中、MVPを獲得。この時指導に当たったローランドブラックマンは、富樫を「このキャンプにおいてナンバーワンのガード」と高く評価した。 高校卒業後はアメリカの大学進学を目指し、NCAA1部の大学からも勧誘を受けたものの、希望する条件に合う大学が無く進学を断念。試合出場の機会を求めて日本に戻り、アーリーエントリー制度を用いて秋田ノーザンハピネッツに入団。2012‐2013シーズン新人賞を受賞。2013‐2014シーズンチームの中心選手としてリーグ準優勝に貢献する。 2014年7月、米国ラスベガスで開催されたNBAサマーリーグにダラスマーベリックスの一員として出場(日本人4人目)を果たす。ホーネッツ戦では、10分51秒のプレー時間ながら12得点をあげ、その実力を証明した。その後、NBAダラスマーベリックスと正式契約(日本人2人目)し、2014-2015シーズンはその下部リーグNBA Dリーグ/テキサス・レジェンズでプレー。2015-2016シーズン前には、イタリア・セリエA/ディナモ・サッサリとプレシーズン契約を結ぶ。その後、NBL千葉ジェッツと契約。今後もNBA入りを目指し海外挑戦を予定している。
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シーズン新人賞受賞 |
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オールスターゲームin秋田 MVP受賞 |
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シーズンベスト5受賞 |
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シーズン最多アシスト賞受賞 |
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